徒歩15分くらいです。
ちなみに、醍醐寺にも駐車場はあります(5時間以内700円)
上醍醐 准胝堂は、2008年の雷による火事で全焼してしまったため、
この火事でご本尊の准胝観音も焼失してしまったようです。
現在は、下醍醐(醍醐寺)の観音堂に、分身の准胝観音が安置されているとのことです。
なので、醍醐山に登らなくても御朱印をいただけます。
私は、西国三十三所巡り以前(2022年9月)に上醍醐に登ったことがあります。
そのときの様子です↓
醍醐寺の奥にある女人堂で入山料600円を納め、2時間くらいかけて登りました。
↑途中、いたる所に石が積まれてて恐かったです。
石を積むことに何か意味があるんでしょうか。
このときは上醍醐のこともよくわかってなかったので、とりあえず写真を撮った感じです。
今だったら、もっと違う見方ができるかなと思います。
4/24の醍醐寺の話に戻ります。
仁王門の受付で御朱印をもらいに来た旨を伝えると、三宝館、伽藍、霊宝館の三か所の券1,500円を案内されました。
1500円…!?
御朱印をいただくには、この券しかないそうです(時期によって変わります)
伽藍エリアに札所の観音堂があります。
お参りして、御朱印をいただきました。
観音堂の奥には、弁天堂があります。
池があって綺麗です。
さらに奥へ行くと瀧もありました。↓
伽藍エリアを見終えて、三宝院庭園へ。
↑見られるのは入り口までです。
三宝院に上がるのに別途500円かかります。
私は上がらなかったので、拝観は一瞬で終わりました。
次に、霊宝館に行きました。
ここは広くて大きく立派な建物でした。
中も、体育館並に空間が広いです。
たくさんの仏像、絵画のなかで私が一番感動したのは、
大威徳明王は水牛にまたがっているのですが、足が6本もあるのです。
足が6本…!?
水牛から降りたとき、どうやって歩行するのか!?
そもそも水牛から降りることはあるのか!?
と、いろいろ考えてしまいます。
私は、仏像に関して無知なので、家に帰ってからそれぞれの特徴について調べました。
■ 不動明王
・普通の慈悲心では救済しがたい難化の衆生に対して、大日如来が忿怒の姿「教令輪身」に変化したもの
■ 金剛夜叉明王(北方)
・三面、腕が6本
・目が5つある(通常の目の上にもう1列並び、額の中央に1つある)
■ 降三世(こうざんぜ)明王(東方)
・三面、腕が8本(例外あり)
・額に第3の目
・ヒンドゥー教のシヴァとその妻ウマーを踏んでいる
・降三世法という密教の調伏法がある
・呪い返しのお札がAmazonで売っている
■ 軍荼利(ぐんだり)明王(南方)
・一面、腕が8本
・額に第3の目
・腕や足に蛇を巻き付けている
■ 大威徳明王(西方)
・水牛にまたがっている
・足が6本
・六面(3面+頭上に小さい顔か3面)、腕が6本
・額に第3の目
・大威徳明王法という強力な調伏法がある
・大威徳明王を検索すると、関連ワードに「大威徳明王 呪殺」と出てくる
やっぱり、大威徳明王が気になります…
80年代後半から90年代初頭にかけて、密教ブームがあったようです。
(漫画、アニメ、小説等で密教を題材としたものが流行した。孔雀王、聖伝、天空戦記シュラト、炎の蜃気楼など)
このときは、密教の仏像を見に行く人が増えたとのことです。
仏像って奥深いですね。