のうさぎの部屋

会社辞めて開業社労士の登録しました。関西の低山に登ったり、神社仏閣をめぐったりしてます。

大原の赤紫蘇畑

6月に大原三千院に行きました。

 

大原と言えば「しば漬け」です。

私も最近はあまり食べないんですが、子どもの頃は大好きでめっちゃ食べてました。

京都大原のしば漬けは、800年の歴史があるそうです。

しば漬けの原料として欠かせない「赤紫蘇」は他のシソ科の植物と交配しないように、毎年、自家採取を行っているそうです。

 

赤紫蘇畑と山の風景が美しいです。

歩いていたら、何かの碑を見つけました。

調べてみると、

江戸時代におつうという女性がおり、若狭の殿様に見初められて一緒に若狭について行ったが、病気になったため大原に返されてしまった。

その後、おつうは悲しみのあまり身投げして蛇になってしまった。

あるとき若狭の殿様の行列が大原を通ることを知り、殿様を襲おうとしたところ、侍に返り討ちにされ頭と尻尾を切り落とされてしまった。

という伝説があるそうです。

 

写真の碑には、今でも地元の僧侶が手厚く供養を続けていると書いてあります。

今でも供養を続けているというのは、すごいですね。

 

切り落とされた頭は「乙が森」という場所に、尻尾は「花尻の森」に埋められているそうです。

機会があれば見に行ってみたいと思いました。