先週の土曜、初めて奈良の「鹿寄せ」を見ました。
奈良の「鹿寄せ」とは、奈良公園の芝生広場「飛火野」で行われるイベントです。
その歴史は古く、明治25年から続いているそうです。
「一般財団法人奈良の鹿愛護会」の方がホルンを吹いて鹿を集め、集まった鹿に餌をあげます。
1月、2月の土日 10:00から15分間、無料で「鹿寄せ」を見ることができます。
この日は、雨が降っていて寒かったのですが、たくさんの人が「鹿寄せ」を見るために集まっていました。
10:00、ホルンを持った男性が来て、「鹿寄せ」の説明をします。
そのあとホルンを吹くと、どこからともなく鹿が集まってきました。
歩いてくる鹿もいれば、走ってくる鹿もいます。
ホルンを吹き終えた男性は、集まった鹿たちに餌をあげていました。
奈良の鹿は、メスが8割、オスが2割だそうです。
オスの方が短命だそうです。
オスの鹿は角が切られているんですが、1頭だけ角の生えている鹿を見ることができました。
集まった鹿たちは、「キーッ、キーッ」と激しく鳴いていて、こんなに鳴いている鹿をみたのは初めてだったので驚きました。
良いものを見ることが出来ました。