のうさぎの部屋

会社辞めて開業社労士の登録しました。関西の低山に登ったり、神社仏閣をめぐったりしてます。

西国三十三所巡り 第九番 興福寺 南円堂

3/30、奈良市にある、阿修羅像で有名な興福寺に行ってきました。

興福寺奈良公園と隣接しています。

外国人観光客がとても多かったです。

 

初めて阿修羅像のある国宝館を見てきました。

料金は、国宝館のみで700円、国宝館・東金堂連帯共通券は900円です。

 

今まで教科書やメディアでした見たことのなかった阿修羅像を、初めて見ることができて、感激しました。

他にも国宝の仏像がたくさんありました。

私その中でも、私が良かったと思ったのは、板彫十二神将立像という厚さ3cmほどの1枚の桧板の浮彫です。

十二神将それぞれポーズや表情が違って面白かったです。

 

次に、東金堂に行きました。

大きな薬師如来坐像と、薬師如来の向かって右側に日光菩薩、左側に月光菩薩がおられました。

 

あとから調べて、これは「薬師三尊」という仏像安置形式で、日光菩薩月光菩薩は単独では祀られないことを知りました。

月光菩薩は、「げっこう」ではなく「がっこう」です。

私は仏像の知識がないので、西国三十三所を参りながらいろいろ調べています。

 

その他にも、四天王立像、薬師如来を守護している十二神将文殊菩薩維摩居士坐像(ゆいまこじざそう、仏教徒の模範をされてきた人物)などが安置されていました。

 

東金堂の拝観を終えて、西国三十三所本堂の南円堂に向かいました。

さきほどの東金堂と比べるとだいぶ小ぶりです。

 

ご本尊の不空羂索(ふくうけんさく)観世音菩薩は、秘仏で毎年10月17日のみ公開されるとのことです。

 

”不空羂索(ふくうけんさく)観音とは、変化観音の一つで十一面観音の次に成立した。

天平時代から平安時代初期の仏像が多く残されている。

功徳は十一面観音の「十種勝利」「四種果報」の倍あるとされ、病気がなくなったり、財宝に恵まれたり、美しくなったりといった世俗的な内容である。”

 

不空羂索観音は見ることはできませんでしたか、本堂の外からしっかりとお参りしました。

 

南円堂の隣に納経所があるので、三十三所の御朱印をもらいました。

(大きなお寺なので御朱印の種類も多いです。間違わないよう気を付けました)

 

このあとは、東大寺春日大社に行きました。

 

奈良公園鹿せんべいを買いましたが、昼過ぎでせんべいを食べ過ぎたのか、鹿たちが食べてくれません。

細かく割ってなんとか食べてもらいました。

こちらがおじぎをしてからせんべいをあげると、鹿がおじぎをして食べてくれるそうです。

鹿せんべいをあげるなら、朝がおすすめです(鹿が寄ってきます)

この鹿せんべいの白い包装紙↑、鹿が食べても大丈夫なんですね。

 

桜満開で人も多かったですが、たくさん仏像を見ることができてよかったです。

 

駐車場は、奈良街道を北に15分ほど歩いたところのコインパーキングに停めました。

1日400円(土日祝は500円)でした。