四条烏丸を北に歩いて行くと、ビルの間に井戸があります。
はてなブログ本社の近くです。
木の柵には南京錠がかけられていて、井戸の前には鳥居があります。
説明書きがありました。
手洗水町由来
例年祇園會中(七月十五日~二十四日迄)この井を開いて神水を領つ、秀吉の頃町民の申出により町名となる
と書いてあるのでこのあたりは手洗水町という町名であることがわかりました。
そして由緒を読むと、住吉祇園社御旅所の社務、藤井助正さんが庭に牛頭天王社を建て、毎朝この井戸の霊水を奉納していたということが書いてあります。
現在は、祇園祭の間だけ井戸が開かれるようです。
ここは八坂神社の御旅所だったのですね。
ここから南へ行くと、八坂神社の大政所御旅所がありました。
京都の人にとって、昔から八坂神社と祇園祭は本当に大切なものだったんだなと思いました。