前の職場で、書類をチェックしたりするのに色鉛筆を使っていました。
使うのは、赤色と青色です。
なので、1本で赤と青が半分ずつになった色鉛筆を使っていました。
ですが、やはり赤を使う頻度が多くて赤ばかり減っていったので、これではよくないと思い、まんべんなく両方使うようにしていました。
最初の内は、鉛筆削り(3㎝くらいの手動でくるくる回して削るやつ)で削っていたんですが、だんだん小さくなってきてくるくる回すことができなくなりました。
仕方ないので、カッターで削ってました。
そうして、ぎりぎりまで使うことができました。
ここまできたら持つのが大変でした。
つまむ感じて持ってチェックをしました。
鉛筆を握ることができないため、文字を書くことはできませんでした。
そうやって使っていたんですが、あるとき青鉛筆の芯がスッと抜けていまいました。
青鉛筆の芯が抜けてしまった途端、自分の中で何かが崩れました。
せっかくここまで使った色鉛筆に対する執着がなくなって、もう捨てようと思いました。
それからは、会社の備品に色鉛筆がなくなったので、色鉛筆を使うことはなくなりました。