なんばの大阪高島屋で開催されている「第57回日本いけばな芸術展」に行ってきました。
日本いけばな芸術展は、日本いけばな芸術協会に加入している98流派629名の方々が出瓶している花展です。
今回この花展に、私のお花の先生が作品を出しているので見に行ってきました。
池坊以外の花展を見るのは初めてです。
作品は、1人で1つ出している人もいれば、数人で1つの作品を出している人もいました。
総じてどの作品も大きく、花材をふんだんに使っていてゴージャスでした。
そして、いけばなのイメージを覆すような作品があって衝撃を受けました。
こちらは未生流5名の方の作品です。
こちらは草月流3名の方の作品です。
どれも芸術的でした。
こちらは私の先生の作品です。
5人での共同作品です。
松が力強く、美しい作品です。
先生からこのいけばなを製作するのに、大変な苦労と費用がかかったことをちらっと聞きました。
これだけ大きな作品だと制作も大変だろうと思いました。
お花を続けるのは、時間とお金がかかります…
いけばな三大流派の家元の作品も展示されていました。
品格が感じられる立花新風体です。
草月流家元、勅使河原茜さんの作品です。
カラフルなお花とカラフルな曲線が、踊り出したくなるような楽しい気持ちにさせてくれます。
小原流家元、小原宏貴さんの作品です。
枠いっぱいにいけられた草木に力強さと生命力を感じました。
こうして、いろんな流派のいけばなを見ていると、いけばなって何なんだろうと考えてしまいます。
特に私は、型をなかなか覚えられないのでそう思ってしまうんでしょうね…
改めて、生け花は深いなあと思いました。